脳の認知機能を鍛えるためにできること。

640px-valladolid_rodin_expo_2008_pensador_02_ni

Nicolás Pérez / CC BY-SA 3.0

母に認知症の症状が出てから、日々、どんなことが起こるのか記録しておくことにした。いわば母の昨日の記録だ。

先日、国立長寿健康研究センターの先生と音楽と認知症の関係を調査するための打ち合わせをした際に、認知機能の低下を防ぐいくつかの行為を教えてもらった。そのなかに昨日の日記を書くことがあると言われた。

たしかに今と昨日の記憶をつなぐことで記憶へのアクセスのパイプが保全されるような気もする。母の昨日の記録は、自分の昨日の日記とつながり、自分の認知症予防とつながり、次に来る人たちの意識のトランジションをサポートする資源となるのかもしれない。

怠ける脳をどう怠けさせないか。

実際に日記を書いていると思い出せない記憶を手繰り寄せるために脳が動いている感じがする。どうも普段の自分の脳は怠け癖がついているようだ。

認知機能の低下を防ぐ重要なファクターのようだけど、こんな習慣を教育でつけさせてくれれば良いのにと思う。

思えば僕らが受けた教育は一つの問いを入れると一つの解を返すような教育だ。そしてその解は大人たちによって与えられる。そうした答えが見つかるとそれ以上のことを考えようとはしない。

だが本当は、答えはたくさんあって、それを自分で探すことが重要なのかもしれない。そうした教育が社会に根づけば脳は怠けないかもしれない。いや逆に認知機能の低下を緩やかに抑えられるのではないだろうか。

与えられる解から、見つけ出す解へ。

主体者としての「生」をどうとりもどすか。エコも認知症もすべてはここにつながるんじゃないかなと思う。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中